狩りゲー「ワイルドハーツ」についてちょっと書こうと思います。
ワイルドハーツの近況
2023年2月16日にモンハンライクな狩猟ゲーム「Wild Hearts」が発売されました。(参考:モンハンライズの発売日は2021年3月26日、サンブレイクは2022年6月30日)
カラクリを駆使して戦うハンティングアクションというコンセプトで「モンハン」を意識しながらも独自性の強いゲームとして完成しており一定の評価を得ています。
発売当初は不具合がやや目につきましたがその後修正・調整パッチが当たり動作は安定、アップデートも月に1回行ってきました。
しかし7月のアップデートで獣「ツクヨミ」を実装したのを最後に公式は沈黙。ユーザーは投げ出されたような状況になり、一部では「目標の売上本数に届かなかったためサポートを打ち切る」などの噂も流れました。
そんな折、沈黙していたWild Hearts公式ツイッターが突如として11月15日から獣のデザイナーの紹介を行い始めました。これは何か動きがあるのかも?ということでちょっと記事を書いてみることにしました。
ワイルドハーツとは
さてワイルドハーツを簡単に説明すると「からくりを駆使して戦うモンハンみたいなハンティングアクションゲーム」となります。
からくりには水平にジャンプするもの、空を飛ぶもの、武器に火をつけるものなど多種多様なものがあり特定の武器を装備してからくりを使用することで飛び込み切り、上空からの短剣投げなど様々な派生攻撃を行うことができます。
からくりが戦闘システムに非常にうまく組み込まれておりモンハンとは違った形でとても面白い戦闘が楽しめます。
管理人はワイルドハーツを非常に高く評価しており無印のモンハンワールドを95点とすると90点を付けるくらいです。個人的ゲームオブザイヤー2023です。
ワイルドハーツは黒字なのか
さて管理人が評価するものは世間では評価されないということがしょっちゅうあります。
コーエーテクモが同時期に発売した三国志死にゲー「wo long」は発売後に100万本を販売したことを告知していましたが、ワイルドハーツについての告知は出ていません。このことから現在の販売本数は恐らく50万~100万本程度であると予想されます。
少し採算について計算してみると仮に売上本数を100万本、価格を8000円で計算すると売上は80億円になります。ここから広告費・開発費・プラットフォームに払うお金などを引いた額が利益になるわけですが、管理人の予想では開発費は60億から100億の間くらいなので赤字か良くてトントンと予想しています。(なお月額課金である「EA Play」での売上はわかりません。最近ゲームパスにも対応しました。)
ワイルドハーツ苦戦の原因
というわけで売上本数は多くなく大失敗とはいかないまでも上手くいかなかったのは間違いありません。その原因について管理人の主観で書いてみました。
原因1.広報の失敗、というかやる気なさ
発売前から情報を集めていましたが広報が本当にやる気がありませんでした。一応小刻みに情報を出してはいましたがゲームの楽しさが伝わるような内容ではありませんでした。まともな広報は発売数日前にYoutubeで有名配信者に先行プレイ動画を出したことくらいです。
このことが売上が伸びなかった大きな要因でしょう。広告費が小さくないことはわかりますが、数十億かけたソフトならばそれなりの額を掛けるべきだったのではないでしょうか。
原因2.初期のバグ
獣の体力バグや金増加バグ、その他ゲーム進行に関わる複数の不具合があり、最初の評判を下げてしまった点は痛かったです。またからくりの設置しづらさやマップの見づらさなど利便性にも問題がありました。
現在は両方ともアップデートで修正・改善しています。発売後は100項目以上の調整・修正を含むパッチを複数回行っており開発のやる気を強く感じました。
原因3.販売元:Electronic Arts
ワイルドハーツは Electronic Arts の出資でコーエーテクモが開発した形です(開発費や広告費の細かい話は不明)。EAの社風は日本ではあまり知られていませんが非常に評判が悪いことで有名(4gamerさんの記事)です。
上記の記事によるとアメリカ最悪の企業と呼ばれたこともあったそうです。また過去の話として「ほとんどの場合,新作が不発に終わり,運営の修正が求められた結果の統廃合なのだが,「もっと辛抱強く育てていくべきだった」というファンの声は,今も根強い。」との一文があり非常に心当たりのある内容に感じました。
その他の原因
メタスコアも悪くなく世間から一定の評価を得ているワイルドハーツですが、「難度が高め」「やり込みが薄い」「複数の武器を作るのがなかなか手間」など少し難点もあります。また勢いが弱まりマルチプレイヤーも少なめです。
まとめ
というわけでワイルドハーツの現状をまとめてみました。ワイルドハーツが息を吹き返すとしたらモンハンでいうG級しかないですね。モンハンを真似て作った面もあることからG級のシステムを想定していてもおかしくないと思います。
発売当初の売上が伸びなかったことから取りやめになった可能性もありますが、最近公式ツイッターが動き出したのでちょっとだけ期待したいと思いました。
それにカプコンにプレッシャーかけてくれればモンハンのクオリティも上がるんじゃないかとチョット思ってたりします。
というわけでワイルドハーツのお話でした。本当に面白いよコレは(‘ω’)!
コメント
任意の場所にFT地点のキャンプ複数作ったり(よく使う通路の分岐地点や5重の塔の上とか場所はとにかく自由すぎる)、ジップラインを組んで主要な場所へのプラットフォーム作ったり
狩場自体のカスタマイズは本家モンハンにも欲しいぐらいにはよかったな
その代わりデバッグめちゃくちゃ大変そうだけど
「からくりを駆使して」って文言から漂うめんどくさそうな感じが全ての元凶だろう
実際やる事がカラクリによるハメ殺しだからね…
カラクリ使わないとただの劣化モンハンだし、
遊んでみたらかなりおもしろい
いろいろ考えながらプレイできるから作業感がなくていいね
ネットでの評判悪くて最初は手が出なかっただけに良い意味で驚かされた
もうネットがネガキャンだらけで新規タイトルは辛い時代
こいつら不買運動でもやってるのか?って思ううくらい評判悪くてビックリ
まぁどうせPS5だから〜とか的ハズレなこと書いてるんだろう
PS5で出したのが一番の原因では?
あの当時は転売ヤーに買い占められてて、プレイしたくてもできなかった人も多かったのでは?
いや、これ箱とPCも出てるから
ワイハがなぜ失敗したのか何も知らないのか、なんでこの時期にワイハの記事を出してるのか一回ググれば?
ゲハ力ス釣れてて草
なぜPS5厳選?w
ほんと周り見えてないんだな
ネタ切れに見せかけたステマかな
そういう根拠はあるん?
この記事との関連性を教えてもろて
最近ステマの意味知らずに使ってるキッズ多くね?
お久しぶりです。
アンセムでアレな目にあったのでEAの名前が出たら警戒してしまいます。
ほとんど管理人さんと同じ意見
売り方さえ間違えなければフロムや今のカプコンのような企業を目指す足掛かりになってたと思う
それくらいポテンシャル秘めてた
売り方だけの問題なのかねぇ…?
これSteamの評価見ればわかるけど、判定緩すぎるあそこで好評にすらなれないゲームってやばいのよ
最適化不足で多発したバグを修正せずに放置で終わったのが流行るわけがない